デトックス効果 万能オイルのギー
アーユルヴェーダで使用されているギーは、無塩バターから水分や不要な不純物やタンパク質を取り除いた純度の高いオイルです。ギーには、高いデトックス効果があると言われています。
ギーは、食べてもよし、美容においても肌に塗ると極上の保湿効果が期待でき、目に塗ると緩まり疲れ目にもよいとされている、万能のオイルです。一時期バターコーヒーに入れるオイルとしても注目を集めました。
ギーは市販のものを購入すると200gで2000円ぐらい、オーガニックのギーだと7000円ほどしますが、実は簡単におうちで簡単に作ることができます。とても香ばしい匂いのする万能オイル、ギーをぜひつくってみてください。
作り方
材料:無塩グラスフェッドバター 450g
- 無塩のグラスフェッドバターを準備します。グラスフェッドバターとは、牧草のみを餌とした乳牛からつくられたバターのことです。成城石井やQUEEN’S ISETANなどで販売されています。バターが少ないと焦げてしまうので、400g以上あるとよいです。
- バターを鍋で焦げないように中火で6分程度、溶かします。IHでも大丈夫です。
- バターがすべて溶け終わったら、弱火にして焦げないように30分ぐらい煮詰めます。焦げやすいので、火は一番小さくしてください。バターの中の余分な水分や不純物、タンパク質が白い塊となってどんどん浮いてでてきます。
- 泡が細かくなり表面に浮いてきて、バターが透明になり鍋底がみえてきたら出来上がり。表面に浮いてこない場合は温度が低すぎる可能性があります。少し焦げても問題ありませんので、バターが透明になるまで煮詰めてください。そうするとタンパク質や不純物と分離します。
- 出来上がったギーを冷めると固まるので、温かいうちにペーパータオルで濾して、煮沸消毒した瓶につめます。出来上がったギーは温度が低いと白くなり固まりますが、品質に問題はありません。
ギーの使い方
ギーは、良質の消化吸収のよいオイルとして食べることができます。普段のお料理に、炒め油として、トーストに塗る、バターコーヒー に入れるなど、様々な使い方ができます。
小さな瓶にいれて、少量を全身や顔などの肌に塗るとツルツルになりますので、お風呂上がりなどにぜひ試してみてください。保湿力が高いオイルです。
目の少し塗ることで、筋肉が緩まり眼精疲労にも使うことができます。 1時間程度で簡単につくれますので、ぜひチャレンジしてみてください。